英通信大手のBTは23日、デジタル著作権管理(DRM)技術を手がける英Blueprint Softwareの技術を導入し、デジタルコンテンツ配信事業に参入すると発表した。事業内容はデジタルコンテンツのホスティング、管理、配信など多岐にわたる。実際の事業は、BTグループでブロードバンド事業を担当するBT Broadcast Servicesが推進する。
今回の提携でBTは、Blueprintが開発したメディア管理ソリューションである「Open Royalty Gateway(ORG)」と「Song Centre」を採用。音楽や文芸、映像などの著作物管理と配信のフレームワークを構築していく。ORGでは、価格の設定から販売状況のトラッキングやロイヤリティのレポートまで含めて、著作権者が管理できるようになるという。一方、Song Centreは小売業者向けのソリューションで、リアル店舗とインターネット、携帯電話を活用した音楽の販売形態やアフィリエイトプログラム機能を提供する。
なお、Blueprintの技術は、オーストラリアやニュージーランドでヒットしたRobbie Williamsの「Radio」という楽曲の配信と著作権管理で成功を収めているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.btplc.com/News/Articles/ShowArticle.cfm?ArticleID=f2fbbdb4-2103-4379-b88c-31e5850011a9
Blueprint(英文)
http://www.blueprint.net/
( Gana Hiyoshi )
2004/11/24 20:18
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