Opera Softwareは23日、Webブラウザの幅に合わせてページのレンダリングを最適化する技術「Extensible Rendering Architecture(ERA)」を開発したと発表した。ERAはOperaの次期バージョンである7.60に搭載される予定。
多くのWebページでは、横幅が800ドット程度のPCでの閲覧を想定したレイアウトとなっている。ERAは、こうしたWebページをさまざまな幅の画面に合わせて最適化したレイアウトを行なう技術で、PDAや携帯電話のような小さいサイズの画面でも横スクロールすることなく全体を閲覧できる。
ERAは、Operaがこれまで開発してきた小画面向けのレンダリング技術「Small and Medium-Screen Rendering(SSR/MSR)」や、テレビ画面向けの「TV-rendering(TVR)」といった技術を統合したアーキテクチャとなる。ERAの搭載が予定されているOpera 7.60は、現在ベータテスト用の「Opera 7.60 Technical Preview 3」がダウンロード可能となっている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.opera.com/pressreleases/en/2004/11/23/
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( 三柳英樹 )
2004/11/25 20:34
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