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ウイルス対策ソフト導入済みXP SP2でブルースクリーンになる不具合


 マイクロソフトは、ウイルス対策ソフトやファイアウォールをインストールしたWindows XP SP2などで、ブルースクリーンが発生する場合がある不具合について修正プログラムの配布を開始した。

 不具合はWindows XP SP2以外にも、Windows Server 2003やWindows XP Tablet PC Edition 2005、Windows XP Media Center Edition SP2でも発生するが、Windows Server 2003用の修正プログラムはまだ提供されていない。また、サービスパック未適用のWindows XPやWindows XP SP1/SP1aでは不具合自体が発生しない。

 今回の不具合は、該当するOSを搭載したPCでブルースクリーン上に「Stop 0x05(INVALID_PROCESS_ATTACH_ATTEMPT)」というエラーメッセージが表示されてしまうというもの。原因はIISのカーネルモードドライバ「http.sys」によってスタックが破壊されてしまうためで、ウイルス対策ソフトやファイアウォールがインストールする「TDI(Transport Driver Interface)フィルタ」が「TDI_SET_EVENT_HANDLER I/O」というリクエストに対して「STATUS_PENDING」と返答することで発生する。


関連情報

URL
  技術情報(英文)
  http://support.microsoft.com/kb/887742/
  ダウンロードページ(英文)
  http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=d96edb1c-79f0-443b-ac96-8b5dca23f395


( 鷹木 創 )
2004/11/26 12:42

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