九州電力と九州通信ネットワーク(QTNet)は、QTNetが提供する光ファイバ接続サービス「BBIQ」を利用したテレビ向けVODサービスの試験を12月下旬から2005年3月下旬まで実施すると発表した。これにあわせて、11月26日より試験サービスのモニター募集を開始した。
試験サービスは、専用セットトップボックス(STB)を利用してテレビに映画や音楽、アニメなどの映像コンテンツ約700タイトルを配信するというもの。福岡市など合計13市町村のBBIQエリアで試験を実施する。新規加入するユーザーを含めて11月26日から12月10日までの期間で、試験モニターを100名募集する。
試験モニターに選ばれたユーザーには、STBとハブなどの分岐装置が無償でレンタルされる。ただし、映像コンテンツの視聴は有料となるほか、コンテンツ配信広域連携技術研究組合(BBit-Japan)との視聴契約が別途必要になる。
なお、九州電力グループでは試験サービスの結果を踏まえて、テレビ向けの映像配信サービスの本格提供Bフレッツ・BIGLOBEパックを目指す予定だという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.qtnet.co.jp/massmedia/2004/20041126.html
関連記事:QTNet、NOVAの語学学習サービス「お茶の間留学」をBBIQで提供[BroadBand Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/6511.html
( 村松健至 )
2004/11/26 19:49
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