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ローソン会員120人に有料サイトの架空請求、流出した個人情報を悪用?


 ローソンは3日、同社およびローソン・シーエス・カードが発行するカード「ローソンパス」の会員120人に有料サイトなどの架空請求書が送付されていることがわかったと発表した。流出した約56万人のローソンパスの会員情報に基づいて送付された可能性が高いとして、詐欺被害に遭わないよう注意を呼びかけている。

 問題となっている会員情報は2003年6月に流出が判明したもので、2002年8月以前に入会した会員の氏名、性別、住所、生年月日、電話番号が含まれていた。預金口座やクレジット情報は含まれていなかったという。

 ところが2004年11月になってから会員2人のもとに架空請求ハガキが届いたことがわかったため、ローソンでは11月19日に同社Webサイト上で告知。翌20日には全国紙朝刊にも社告を掲載した。その後、これまでに約120人から同様の架空請求書が届いたとの連絡が寄せられた。

 架空業者名は「株式会社オンラインサポート」「株式会社トータルサポート」「株式会社ファーストサポート」で、それぞれ東京都内の住所が記されているが、いずれも実在しないという。ローソンでは、別の業者名で架空請求書が送られてくることも想定されるとして、業者名にかかわらず注意するよう呼びかけている。

 さらにローソンでは、56万人の会員に注意を促すダイレクトメールを12月中旬に発送する予定だ。


関連情報

URL
  ローソン
  http://www.lawson.co.jp/


( 永沢 茂 )
2004/12/03 19:50

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