米Nullsoftは、Windows向けマルチメディアプレーヤー「Winamp」の最新バージョン「5.07」を発表した。Windows Server 2003/XP/2000/Me/98SEに対応し、同社Webサイトから無料でダウンロードできる。
最新バージョンでは、デンマークのセキュリティベンダーであるSecuniaらが指摘していた脆弱性を修正した。この脆弱性は、Winampのダイナミックリンクライブラリ「IN_CDDA.dll」に境界エラーが発生することよって、「.cda」「.m3u」形式に細工したコンテンツにアクセスするとバッファオーバーフローが発生し、外部から任意のコードが実行できるというもの。11月25日付でこの脆弱性を狙う攻撃コードが発見されたため、Secuniaでは危険度を5段階中最も高い“Extremely critical”に引き上げていた。
関連情報
■URL
修正情報(英文)
http://forums.winamp.com/showthread.php?s=&threadid=159785
WINAMP.COM(英文)
http://winamp.com/
■関連記事
・ Winampの脆弱性を攻撃するコードが出現、最も危険な状態に(2004/11/25)
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( 鷹木 創 )
2004/12/06 12:49
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