情報処理推進機構(IPA)は6日、ソウルにおいて韓国情報保護振興院(KISA)と情報セキュリティに関する第1回定期会合を開催したと発表した。日本からはJPCERT/CCとNPOの日本ネットワークセキュリティ協会の関係者も参加し、情報セキュリティ評価・認証(ISO/IEC 15408)、国家レベルでの情報セキュリティ評価方法、ウイルス・不正アクセスに関する情報交換という3つのテーマについて意見交換が行なわれたという。
IPAとKISAでは7月、相互協力協定を締結しており、今回、それに基づく定期会合の第1回が開かれた。今後、年2回の定期会合を開催し、国家レベルでの情報セキュリティ評価方法やインシデント発生時の被害額推計方法を共同開発するほか、ウイルスおよび不正アクセスの定期的な情報交換、インシデント発生時の情報交換などを行なっていくことで合意した。第2回は2005年5月に日本で、第3回は2005年11月に韓国で開催する予定だ。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/about/press/20041206.html
( 永沢 茂 )
2004/12/06 17:59
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