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SCN、IP電話サービス「So-netフォンP'」の正式サービスを開始


So-netフォンP'

あそべるフォンP'
 So-netを運営するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は、独自のSIPサーバーを利用した会員向けIP電話サービス「So-netフォンP'(ソネットフォンピース)」の正式サービスを12月16日11時より提供開始する。合わせて、So-netフォンP'のIP電話サービスを省略した「あそべるフォンP'」の提供も開始する。料金は、いずれも月額294円。

 So-netフォンP'は、専用ソフトウェアをパソコンにインストールすることで050で始まる11桁の番号によるIP電話の発着信が可能な、So-netのブロードバンド接続会員向けのサービス。ソニーが運営するSIPサーバーを利用するため、既存のIP電話サービス「So-netフォン」とは別に050番号が割り当てられる。IP電話以外の機能では、独自の番号「フォンID」を利用したUSB接続型のWebカメラを利用したテレビ電話機能、最大4人までのテレビ電話による同時通話、テキストチャット機能などを利用できる。

 料金は、月額料金は294円で、通話料金はSo-netフォンに準じSo-netフォンP'、あそべるフォンP'、So-netフォン、および提携プロバイダーのIP電話サービス同士では無料、有料の接続提携プロバイダーのIP電話サービスや国内一般電話は3分8.4円、携帯電話は1分18.9円、国際電話はアメリカへの発信時で1分9円となる。

 あそべるフォンP'は、So-netフォンP'からIP電話サービスを省略したもので、So-netフォンP'の利用対象外となっているユーザー向けに提供する。050番号を利用したIP電話機能がない点を除いてはほぼ同一の仕様で、フォンIDを利用してSo-netフォンP'、およびあそべるフォンP'同士での無料通話やテレビ電話、チャットなどが利用できる。料金は月額294円で、So-net接続会員以外のユーザーは登録無料の「こんてんつコース」に登録する必要がある。また、あそべるフォンP'利用中にSo-netのブロードバンド接続コースに加入した場合は、So-netフォンP'への移行もできる。

 So-netフォンP'、およびあそべるフォンP'の推奨動作環境は、OSがWindows XP SP1/SP2/2000 SP4、CPUがPentium III 850MHz、メモリが256MB以上で、UPnP対応ルータの利用、またはグローバルIPアドレスが割り当てられている必要がある。また、テレビ電話機能の利用はWebカメラが必要なほか、ハウリングを避けるためヘッドセットの利用を推奨している。また、So-netではSo-netフォンP'、およびあそべるフォンP'の月額料金を2005年3月分まで無料とするキャンペーンを実施する。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2004/041215_phone.html

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SCN、パソコンを利用した050番号のIP電話サービス「So-netフォンP'」(2004/09/02)


( 大久保有規彦 )
2004/12/15 17:18

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