米Mozilla Foundationは17日、Webブラウザやメールクライアントなどを組み込んだインターネット統合スイートの最新版「Mozilla 1.7.5」を公開した。Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98/95に対応するほか、Mac OS XやLinuxにも対応する。現在のところ、日本語版は提供されていない。
最新版では、「Netscape Plugin API」に対応する「NPRuntime」をサポート。NPRuntimeは、Apple ComputerやOpera Softwareなどと共同で開発されている。また、検出不能なdocument.allにも対応し、Internet Explorerとの互換性も向上させたという。
なお、従来のバージョンは「Mozilla 1.7.3」だったが、「1.7.4はセキュリティアップデートのために必要となる場合も考えて飛ばされた」ため、Firefox 1.0の下敷きとなる今回のバージョンを「1.7.5」としたとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.mozilla-japan.org/news.html#20041217-1
ダウンロードサイト(英文)
http://www.mozilla.org/products/mozilla1.x/
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( 鷹木 創 )
2004/12/20 20:10
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