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プレイステーション・ポータブル(PSP)」
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RSAセキュリティは、12月12日にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)より発売された携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(以下PSP)」のソフトウェア開発者向けライブラリに、暗号化ツールキット「RSA BSAFE SSL-C」および「RSAルート証明書」をライセンス提供したと発表した。
RSA BSAFE SSL-Cは、ソフトウェアやハードウェアに認証や暗号化機能を組み込むことができる暗号化ツールキット「RSA BSAFE」のSSLに準拠したもので、すでに「プレイステーション2」のソフトウェア開発ライブラリや任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」にライセンス提供している。また、RSAルート証明書はSSLのサーバー認証機能を利用したセキュリティ機能となる。
PSPはIEEE 802.11b準拠の無線LAN機能を搭載し、端末同士で直接接続する「アドホックモード」、無線LANアクセスポイントに接続できる「インフラストラクチャモード」の無線LAN通信をサポートする。RSAセキュリティは、今回のライセンス提供により無線LANを利用したゲームにSSLを付加することで第三者による個人情報の不正入手や改ざんなどの行為を防ぎ、ユーザーは安全なネットワーク環境でソフトウェアのダウンロードやユーザー登録を行なうことができるという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200412211.html
関連記事:SCEI、携帯ゲーム機「PSP」を標準価格20,790円で12月12日に発売[BroadBand Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7226.html
■関連記事
・ RSAセキュリティ、ニンテンドーDSに暗号化ツールキットをライセンス(2004/12/02)
( 大久保有規彦 )
2004/12/21 14:11
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