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東邦ガスは、リンナイ、東芝三菱電機産業システムと共同で、ガス機器をIPネットワークへ接続する通信システムを開発したと発表した。すでに12月より本システムの実証実験が開始されている。
本システムは、ガス機器に取り付ける接続装置とホームサーバーで構成されており、接続装置側でガス機器の動作状況を監視、そのデータをホームサーバーへ転送する仕組み。ホームサーバーはインターネット区間のデータ暗号化や通信相手の認証機能といった通信セキュリティ機能も搭載しており、東邦ガスではデータ漏洩や改ざんを防止した安全な通信が可能だとしている。
12月には、現在実証実験中の燃料電池システムに追加する形でIPネットワーク接続装置の実証実験を開始。燃料電池システムの監視や故障時のアラーム通知といった機能を通じて、実使用環境での耐久性や信頼性、セキュリティの信頼性、画面の利便性などを評価、課題を抽出していく。
実証実験の期間は1年間を予定する。東邦ガスでは、遠隔地からのガス機器操作などが可能になるほか、人感センサーと連動した省エネ運転といった機器制御、故障情報の通知なども実現できるとしている。
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ガス機器に取り付ける接続装置
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ホームサーバー
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.tohogas.co.jp/press/417_frm.html
( 甲斐祐樹 )
2004/12/27 16:51
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