米Broadcomは5日、Bluetoothのソフトウェアに関して仏BVRP Softwareと提携し、BVRPが開発した「BVRP Movile PhoneTools Mobility Suite」を、Broadcomの「WIDCOMM BTW」に統合することで合意したと発表した。
BVRP Movile PhoneTools Mobility SuiteはPCと携帯電話を接続し、PCからのショートメッセージの送受信や、PCと携帯電話との間で画像や音楽の送受信、電話番号や予定表の同期などを可能とするソフトウェア。
今回の提携では同ソフトウェアのBluetooth版を、BroadcomのBluetooth用ソフトウェア「WIDCOMM BTW 4.0」と統合するために特別に開発する。WIDCOMM BTW 4.0は、Bluetoothでの通信に利用される多くのプロファイルを実装したソフトウェアで、「Generic Audio Video Distribution Profile」など最新のプロファイルを備えることにより、Bluetoothを搭載した携帯電話やデジタルカメラとPCとの間で画像や動画などの送受信を可能とする。
Broadcomでは、今回の提携による新しいソフトウェアを利用することで、PCからBluetooth経由で携帯電話に接続した場合に、PCからのショートメッセージの送信や携帯電話と画像や予定表などのやりとりなど、操作性が改善されるとしている。また、新しいソフトウェアはBroadcomのパートナー企業を通じて、2005年初めから提供開始される予定となっている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://ja.broadcom.com/press/release.php?id=659150&source=home
( 三柳英樹 )
2005/01/06 15:59
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