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アップル、フラッシュメモリを採用した小型の「iPod shuffle」を発表


iPod shuffle正面と背面

利用イメージ
 アップルコンピュータは12日、フラッシュメモリを採用したオーディオプレーヤー「iPod shuffle」を今週末より出荷すると発表した。対応OSはWindows XP/2000とMac OS X 10.2.8以降。価格は512MBモデルが10,980円、1GBモデルが16,980円。

 iPod shuffleは、USB 2.0端子を本体下部に装備しており、PCに直接接続できる(なお、Mac OSでUSB 2.0に対応するのは、Mac OS X 10.3.4以降)。液晶ディスプレイは搭載しておらず、大きさは85×25×8.5mm(縦×横×厚さ)、重量は22g。米Apple ComputerのSteve Jobs CEOは「チューイングガムのパッケージより小さくて軽い」と説明している。

 PCとの連携には、従来のiPodと同様に「iTunes」を使用する。本体をUSBポートに差し込むたびに、「オートフィル機能」によって音楽ライブラリからiPod shuffleの容量に合わせた曲数をランダムに自動転送する。音楽ライブラリから聞きたい曲をドラッグ&ドロップで転送することも可能だ。シャッフル機能によりランダムに楽曲を再生する機能を実装するほか、背面にあるスイッチにより「順番に再生」することもできる。

 再生可能なフォーマットはMP3(8~320Kbps、VBR対応)、AAC(8~320Kbps)、プロテクテッドAAC(iTunes Music Storeから購入したファイル)。演奏時間4分の曲を128kbpsでAACエンコードした場合、1GBモデルで約240曲保存できる。音楽以外のデータファイルの保存も可能となっている。

 内蔵バッテリーで最長12時間の連続再生が可能なほか、単4乾電池を2個用いるバッテリーパックを併用すれば、稼働時間を20時間延長できる。充電はUSB経由で行ない、4時間で充電完了する。なお、ACアダプタ(USB電源アダプタ)やドックは別売りとなっており、価格はそれぞれ3,570円となっている。

 なお、iPod shuffleの発表にあわせて「iTunes 4.7.1」が11日に公開された。対応OSはWindows XP/2000とMac OS X 10.1.5以降。Mac OS Xのソフトウェアアップデート機能や同社サイトより入手できる。また、iPod shuffleにもCD-ROMが同梱される。

 iTunes 4.7.1では、オートフィル機能やドラッグ&ドロップでiPod shuffleに曲を転送する機能などが追加されている。なお、オートフィル機能はiPod shuffleのみに対応し、iPodやiPod miniなどはサポートしていない。


関連情報

URL
  製品概要
  http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/

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( 増田 覚 )
2005/01/12 17:40

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