米SightSound Technologiesは現地時間の12日、米Napsterとの訴訟が終結するまでNapsterのサービス停止を要求する仮処分申請を米ペンシルバニア州西地区連邦地方裁判所に申請した。連邦地裁では3月3日に仮処分の公聴会を行なう予定だ。
SightSoundはデジタルオーディオやビデオの電子的な販売システムなどの特許を保有していると主張。2004年10月に特許侵害でNapsterを提訴していた。SightSoundのScott Sander社長兼CEOによると、Napsterと同社はオーディオ関連のライセンス契約について交渉を進めていたが、契約成立直前にNapster側がビデオライセンスも無料で含めるよう要求してきたため、契約交渉がこじれて訴訟に至ったという。
なお、Napsterは現地時間の13日に、2004年第3四半期の有料登録ユーザー数が前期比で50%増加したと発表。2004年末時点で有料の登録ユーザー数は27万人に達するとしている。
関連情報
■URL
SightSound Technologies(英文)
http://www.sightsound.com/
Napsterのニュースリリース(英文)
http://www.napster.com/press_releases/pr_050113.html
( 鷹木 創 )
2005/01/14 19:17
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