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米Microsoft、Outlookを年額制で利用できるサブスクリプション版

~日本での提供は未定

 米Microsoftは、Outlook 2003のサブスクリプション版として、「Microsoft Office Live」を米国、英国、カナダで提供開始した。Windows XP/2000に対応し、英語版と仏語版を用意。利用料は年間59.95ドルで、4月19日までは44.951ドルのキャンペーン価格で提供する。同社サイトでダウンロード販売されるほか、ナローバンドユーザー向けにはCD-ROMも用意される。

 Outlook Liveは、Microsoftが提供するHotmailもしくはMSNのメールアカウントを利用してログインする。20MBまでの添付ファイルを送信可能で、受信したメールはローカルに保存できるほか、2GBのオンラインストレージも利用できる。メール以外にもアドレス帳やカレンダーなどOutlook Liveで作成した情報は、インターネットを通じてアクセス可能になる。

 また、複数のメールアカウントやカレンダー、アドレス帳をまとめて管理して、HotmailやMSNユーザーと共有することも可能だという。こうした情報にOutlook Live 2005から変更が加えられた際は、インターネット接続時に自動的に同期されるようになっている。

 なお、Microsoftの日本法人では「国内でのOutlook Liveの提供は今のところ未定」とコメントしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/jan05/01-20OutlookLive2005PR.asp
  サービス概要(英文)
  http://outlooklive.msn.com./


( 鷹木 創 )
2005/01/21 15:54

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