フィッシング対策運動を展開しているAnti-Phishing Working Group(APWG)がこのほど発表した調査結果によると、2004年12月に報告されたフィッシングサイトは1,707件に達し、前月比10%の増加だった。
フィッシングメールは9,019種類が新たに発見された。前月比6%の増加で、半年間では38%増加している。ターゲットとなっているのは金融機関が85%を占めていた。
フィッシングサイトの多くは米国に存在していると言われており、今回の調査でも米国の比率が32%と最も多かった。次いで中国の12%、韓国の11%、日本の2.8%とアジア地域が続いている。
なお、フィッシング目的のサイトは開設期間が短いが、30日間以上存在した例も報告されている。
関連情報
■URL
Anti-Phishing Working Group(英文)
http://www.antiphishing.org/
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( Gana Hiyoshi )
2005/01/24 13:12
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