関西電力は26日、ケイ・オプティコム、アトラス情報サービス、日本ユニシスと共同で光ファイバ通信回線を利用した「ネットワーク型介護情報共有管理サービス」の実証実験を開始した。
実験には、介護事業者2社の事業所16カ所とホームヘルパーなど約70人が参加。介護事業者がケアプランを作成する既存のシステムと、ホームヘルパーがそれぞれ保有する介護情報データを連携させ、介護サービスの品質向上と業務の効率化を図る。
具体的には、ホームヘルパーの報告書を電子化し、光ファイバ通信回線を通じてデータセンターに登録できるようにする。報告されたデータは介護記録カルテシステムで一元管理され、介護事業所ではこのカルテにアクセスすることでより多くの情報をもとにケアプランを作成できるようになる。ホームヘルパーごとの活動状況もリアルタイムに表示できるという。
実験は3月下旬まで実施し、情報共有の効果や個人情報保護の面から検証を行なう。
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■URL
ニュースリリース
http://www.kepco.co.jp/pressre/2005/0126-2j.html
( 永沢 茂 )
2005/01/26 19:15
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