ドライブデータは、100MBまでのファイルを無料で送ることができるサービス「データ便・セキュリティ便」を開始した。
データ便の利用方法としては、まず同社サイト上のファイル送信ページで送信者と受信者の名前とメールアドレスを記入し、送信ファイルを添付する。送信ボタンをクリックすると、ファイルはドライブデータのサーバーに公開された後、サーバーから送信者と受信者に「連絡メール」が届く。受信者宛のメールにはファイルが公開されているサイトのURLが記載されており、そこからファイルをダウンロードできる。一方、送信者宛のメールにはデータの受け取り状況を確認できるページのURLが添付されている。
セキュリティ便は、データ便にセキュリティ機能を追加したサービスで、送信者はファイル送信ページでパスワードを指定できる。ファイル公開後に受信者に送られる連絡メールには、パスワードは記載されない。
1回の送信につき、ファイル容量は100MB、ファイル数は10件、送り先は3名が上限。なお、ファイル数が10件を超える場合には対象データを1ファイルとして圧縮できるほか、数回に分けて送信することで、上限以上のファイル容量やファイル数を送ることが可能だ。
これまで大容量ファイルを送るには、データが記録されたCD-Rなどの記憶媒体を宅配便で送る、メールに添付するなどの方法があった。しかし、宅配便では時間とコストがかかり、メール添付では相手先のメールボックスの容量を気にしなければならないなどの問題点があった。
ドライブデータでは、企業向けサービスとしてファイル容量を100MB以上にする有料サービスを提供するための開発を進めているという。
関連情報
■URL
サービス概要
https://www.datadeliver.net/service.jsp
( 増田 覚 )
2005/01/28 21:10
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