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鍵を装着するだけで、秘密領域が仮想ドライブとしてマウントされる
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ライフボートは、フラッシュメモリやマウスなどのUSB機器を認証用の鍵として利用することで、PCの操作やファイルへのアクセスを制限するツール「USB HardLocker」を2月25日に発売する。価格は通常版が8,190円、企業向けのライセンス版が10クライアント86,100円から。Windows XP/2000/Me/98SEに対応する。
USB HardLockerは、デバイスマネージャで認識可能なUSB機器を認証鍵として登録することで、鍵を持たないユーザーのPC操作を禁止する。PCの操作ポリシーを規定できる管理者鍵と、利用者鍵の2種類が設定でき、登録可能な鍵の数は無制限。
また、PCのドライブに暗号化された秘密領域を作成する機能も搭載。秘密領域は、鍵として設定したUSB機器をPCに装着すると、通常のドライブと同じように内容の参照や書き込みが可能になるが、取り外されるとアクセス不可能な状態になる。なお、秘密領域内のフォルダやファイルの暗号化には、米国標準技術局(NIST)による次世代標準暗号化方式AESを採用している。
このほか、許可されていない外部記憶装置の使用を防ぐストレージ追加禁止機能、接続されたUSBポート機器の履歴を表示するログ監視機能が備わる。ストレージ追加禁止機能では、記憶装置を識別するために各機器に割り当てられるドライブレターの監視も行なうため、USBポート以外から接続された外部記憶装置の使用を禁止することも可能だ。
ライフボートでは、USB HardLockerのPC不正使用防止機能のみを提供する「カチャッとUSBパソコンロック2」を同日発売する。価格は通常版が5,040円、マルチライセンス版が25クライアント102,900円。
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鍵を登録しているユーザーの一覧
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ログ管理画面
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関連情報
■URL
製品概要(USB HardLocker)
http://www.lifeboat.jp/products/uhl/uhl.html
製品概要(カチャッとUSBパソコンロック2)
http://www.lifeboat.jp/products/pl2/pl2.html
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( 増田 覚 )
2005/02/07 14:54
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