ヤフーは22日、2つの脆弱性が指摘されていた「Yahoo!メッセンジャー 6.0」の修正バージョンを公開した。ヤフーでは、22日以前に公開されていたYahoo!メッセンジャーのバージョン「6.0.0.1702」を利用しているユーザーに対してアップデートを呼びかけている。
公開された修正バージョン「6.0.0.1703」では、18日にデンマークのSecuniaによって指摘された、ファイル送信機能で長い名前のファイルを送信した際にファイル名がすべて表示されない脆弱性と、「C:\Program Files」フォルダの下以外にインストールした場合に任意のコードが実行される可能性がある脆弱性の2点を修正。また、書式設定の文字色の変更でカラーグラデーションを使用して日本語で入力すると、入力中の文字列が勝手に確定されてしまう問題を修正している。
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Yahoo!メッセンジャー6.0の脆弱性を修正したバージョンは「6.0.0.1703」となる
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関連情報
■URL
Yahoo!メッセンジャー
http://messenger.yahoo.co.jp/
アップデート情報
http://help.yahoo.co.jp/help/jp/messenger/win/tech/tech-15.html
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・ Yahoo! Messengerに2つの脆弱性、国内版は22日に修正バージョンを提供(2005/02/21)
( 三柳英樹 )
2005/02/22 18:56
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