ソフトイーサは24日、開発中のVPNソフトウェア「SoftEther VPN 2.0」の新しいベータ版となるBeta 2の無償ダウンロード提供を開始した。対応OSはサーバー側が Windows Server 2003/XP/2000/Me/98/NT 4.0、クライアント側がWindows Server 2003/XP/2000。
SoftEther VPN 2.0 Beta 2では、新たに「ローカル ブリッジ接続機能」を搭載。従来のSoftEtherでは、仮想ネットワークと実際のネットワークを接続する際にWindowsの「ブリッジ接続機能」を設定する必要があったが、これをSoftEther側で実装。ブリッジ接続機能を持たないWindows Me/98などのOSでもブリッジ接続が可能となり、VPNサーバーとして使用するPCには仮想LANカードをインストールする必要が無くなった。
また、仮想ネットワークに対してDHCPサーバー機能とNATルーティング機能を提供する「SecureNAT」機能を搭載。仮想ネットワークに接続したPCに対してIPアドレスの割当や、NATによる外部ネットワークとの接続を可能とする。
ソフトイーサでは今後SoftEther VPN 2.0の開発を継続し、3月末から4月にかけてBeta 3の公開を行なう予定。また、オンラインドキュメントも3月以降に公開する予定としている。
関連情報
■URL
SoftEther VPN 2.0 Beta 2
http://www.softether.com/jp/vpn2/
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( 三柳英樹 )
2005/02/24 13:41
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