政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)は24日、「IT政策パッケージ2005-世界最先端のIT国家の実現に向けて-」を策定した。
政府は2001年1月に発表した「e-Japan戦略」で、「5年以内(2005年)に世界最先端のIT国家になる」という目標を掲げていた。今回、「目標の年を迎えた今、取り組みを緩めることなく、利用者の視点でラストスパートをかけるとともに、引き続き世界最先端であり続けるための取り組みを行なっていく必要がある」として、残された課題や重点的に取り組むべき施策がとりまとめられた。
IT政策パッケージ2005では、「行政サービス」「医療」「教育・人材」「生活」「情報セキュリティ・個人情報保護」など、「国民に身近な分野」だという8分野にわたるポイントが示されている。例えば、教育分野では公立学校の校内LANの整備やオープンソースソフトウェアを活用したIT人材の育成、生活分野ではフィッシング対策の推進や迷惑メール対策強化のための法改正などが盛り込まれている。
関連情報
■URL
IT戦略本部
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/index.html
( 永沢 茂 )
2005/02/25 20:03
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