21~22日にロンドンで開催されたアジア欧州会合(ASEM)において、迷惑メールに対して、日・中・韓を含むアジア13カ国と欧州連合(EU)25カ国が国際的に協力することで合意した。
迷惑メールのほとんどは国境を越えて被害を出しているため、1カ国だけの努力では抜本的な対策ができないのが現状だ。また、英Sophosの調査によれば、国際間のメールのうち60%が迷惑メールと言われており、しかも20%は中国と韓国のからのもので占められているという。EUや日本などにおいても、中国と韓国の協力なしでは抜本的な対策は立てにくい。
そこで今回の会合では、各国政府が迷惑メール対策をとることに加えて、国際協力も必要との結論に達した。今後、政府関係者などが参画して迷惑メール対策を行なうことになる模様だ。なお、EUでは迷惑メール対策を奨励する指令が欧州当局によって合意されているが、これらと同趣旨の対策も導入されるという。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/210&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
( Gana Hiyoshi )
2005/02/28 16:52
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