マイクロソフトは、Windows XPがプリインストールされたPCのプロダクトIDでは、インターネット経由によるアクティベーションができなくなるようにライセンス認証の仕様を変更したことを明らかにした。2月28日からワールドワイドで実施されている。
今回の変更は、違法コピー対策の一環として行なわれた。マイクロソフトによれば、Windows XPのプリインストールPCに貼り付けられたプロダクトIDが盗まれ、海賊版Windows XPをアクティベーションするケースが発生する一方で、正規のユーザーがアクティベーションできないといった問題が起こっていたという。
なお、正規ユーザーがOSの再インストールを行なう場合は、Windows XPプリインストール機に付属するリストアディスクを利用することにより、アクティベーションが自動的に行なわれる。マイクロソフトでは、「今回の処置はあくまで違法コピー対策」とコメント。「インターネット経由のアクティベーションができなくなる点を強調する報道も見られたが、実際にはほとんどのユーザーには影響が出ないはずだ」との認識を示した。
関連情報
■URL
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
・ 米Microsoftが海賊版対策を強化、中国語版Windowsなどのチェック義務付け(2005/01/26)
( 鷹木 創 )
2005/03/03 19:39
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