クオリティは8日、個人情報保護法対策として、企業内のPCから個人情報が含まれるファイルを探査するソフトウェア「eX PDS」を3月25日から発売すると発表した。対応OSはファイルの探索を行なうマシンの場合はWindows 2003 Server/XP/2000/Me/98SE/NT 4.0、管理端末の場合はWindows XP/2000。製品はライセンスの年間使用料を支払う形態となり、100クライアントの場合の参考価格は163,000円(1年間)。
eX PDSは、企業内のPCに保存されている個人情報が含まれるファイルを探索し、ファイル名や保存場所などの情報を収集するソフトウェア。各PCで探索されたファイルの情報はメールによってサーバーに送られ、サーバー側で社内のどのPCに個人情報ファイルが保存されているかを一括で確認できる。
探索の対象となるファイルは、Word、Excel、一太郎、Lotus 1-2-3の各アプリケーションファイルのほか、PDF、HTML、RTF、テキストファイル。個人情報ファイルとして認識されるのは、「住所」「電話番号」「メールアドレス」「氏名」が一定数以上含まれるファイルで、数量は任意に設定可能。
3月11日からは、4月末まで無償で利用できるeX PDSの試用版のダウンロード配布を実施する。クオリティでは試用版の無償提供により、4月からの個人情報保護法の完全施行を前に、企業内のPCに保存されている個人情報ファイルの「棚卸し」に役立ててほしいとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.quality.co.jp/company/newsrelease/news_20050308.html
製品概要
http://www.quality.co.jp/products/eXPDS/
( 三柳英樹 )
2005/03/09 16:04
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