デンマークのSecuniaは9日、マイクロソフトのExchange Server 2003にDoS攻撃を受ける可能性のある脆弱性があることを報告した。危険度は5段階のうち下から2番目の“Less critical”としている。
報告された脆弱性は、ユーザーがOutlookから多くのサブフォルダを含むフォルダの移動や削除を行なうことで、Exchange Server 2003のサービス(Microsoft Exchange Information Storeサービス)を応答停止状態にすることができるというもの。
マイクロソフトでは、この問題に対応する修正プログラムを用意しており、この問題が発生しているシステムについてはサポートを通じて提供するとしている。ただし、修正プログラムには追加テストの必要があり、現在問題が発生していないユーザーについてはExchange Server 2003の次のサービスパックを待ってほしいとしている。
関連情報
■URL
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/14543/
マイクロソフトによるサポート情報
http://support.microsoft.com/kb/891504/
( 三柳英樹 )
2005/03/10 16:17
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