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第1回Yahoo!ジオシティーズホームページフェスティバル。最優秀賞は小5男子


 ヤフーは13日、ホームページコンテスト「第1回Yahoo!ジオシティーズホームページフェスティバル」の審査結果を発表した。最優秀賞には、小学5年生の男子が大道芸を実演している動画を掲載する「なんジャグ??」が選ばれた。

 作品は2004年12月2日から2005年1月20日にかけて、「アートクリエイト系部門」「ジュニア部門」「ビジネス系部門」「企画もの系部門」「趣味系部門」「日常部門」の6ジャンルで募集、10,464件の応募があった。審査方法は、一般推薦と最終審査の2段階で実施した。

 一般推薦では、インターネット利用者からの推薦を受けた、各ジャンルの上位50サイトを最終審査にノミネート。最終審査では、ノミネート作品を特別審査委員が審査した。特別審査委員は、石田衣良氏(小説家)、いとうせいこう氏(作家、クリエイター)、田部井淳子氏(登山家)、中谷日出氏(NHK解説委員)、森永卓郎氏(経済アナリスト)、モンキーパンチ氏(漫画家)の6名。

 最優秀賞には、ジャグラーになることを目指す小学5年生の松田功己さんが、ジャグリングや手品などの大道芸を実演した動画を掲載する「なんジャグ??」が選ばれた。これについて中谷日出氏は「自分が好きなものを人に見せたい、知ってもらいたいという気持ちが上手に込められており、それがさわやかに伝わってくる。ジュニアの自己プレゼンテーションの新しい形として、これからのホームページ作りのよい手本となるだろう」とコメントしている。

 カテゴリー別としては、アートクリエイト系部門では、Flashによる動く絵本のサイトを制作した、まっちんさんの「うごくえほんニコニコ村」が選出。モンキー・パンチ氏は「ホームページ全体に漂う温かさが決め手になった」と選考理由を述べた。

 このほか、ジュニア部門では自作のFlashゲームを紹介する「shumai's Homepage」、ビジネス系部門ではタイの三輪タクシー(TUKTUK)輸入ディーラーによるサイト「TUKTUKに乗ろう!」、企画もの部門では巨大パフェを食べたり吉野家で卵を1ダース注文する様子を紹介する「チャレンジ部」、趣味系部門では釣具の選び方や仕掛け、結び方のほか、魚のさばき方を詳しく説明する「拙者の投げ釣り」、日常部門では子宮がん患者が闘病日記を明るく徹底的に語る「癌々行こうぜ」が選ばれた。

 「TUKTUKに乗ろう!」に対して、森永卓郎氏は「制作者のマニアぶりと愛情がひしひしと伝わってきて、本当に買っちゃおうかと思った」と感想を述べたほか、「チャレンジ部」については、いとうせいこう氏が「軽いのりで馬鹿げたことをやってみるという初心が続くのがいい。シンプルなデザインにもノリがそのまま出ているため、それが笑いにつながる」と評価した。

 Yahoo!ジオシティーズは、最大容量50MBの無料ホームページ開設サービス。月額525円(Yahoo! BB会員は無料)のジオプラスでは最大300MBの容量を利用できる。


関連情報

URL
  第1回Yahoo!ジオシティーズホームページフェスティバル
  http://festival.geocities.yahoo.co.jp/

「Yahoo!ジオシティーズ」が新サービス「ジオログ」を開始(2004/10/29)
Yahoo!ジオシティーズが容量を拡張。旧サービスの新サービスへの移行も(2004/10/05)


( 増田 覚 )
2005/03/14 17:24

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