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SCCJ、みあこネット運用をkyoto-Inetへ移管。利用は引き続き無料


 特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)は、公衆無線LANサービス「みあこネット」の運用を3月で終了すると発表した。4月以降は京都の地域ISPであるkyoto-Inetが運用を担当する。サービス移管後もみあこネットは無料で利用できる。

 みあこネットは2002年5月からサービスを開始、「無線インターネットのためのインフラを市民の手で立ち上げる」というコンセプトのもと、京都府内を中心に300近いアクセスポイントを構築している。新たに運用を担当するkyoto-Inetによれば、サービス開始時点では商業的にサービスを運営できる見込みがなかったためにNPOの活動として期限を区切って運営していたが、無線LANのユーザーや公衆無線LANサービスの増加に伴ってNPOとしての役割は終了したと判断、通信事業者であるkyoto-Inetへのサービス移管を決定したという。

 サービス移管後も、SCCJの運用時と同様にアクセスポイント設置場所のオーナーから管理費用を徴収するかたちで展開するため、ユーザーは無料でみあこネットを利用できる。ただし、みあこネットのアカウントは4月1日以降新たに取得する必要があるほか、ゲストアカウントの有効期間は1週間から1日に変更される。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.miako.net/press/release/news_2005_3_10.html
  関連記事:公衆無線LANは「来客への“しつらえ”」として必需品に
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0618/miako.htm


( 甲斐祐樹 )
2005/03/15 17:28

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