ソニーコミュニケーションネットワーク(以下SCN)は、4月1日より同社代表取締役兼執行役社長に、現執行役員の吉田憲一郎氏が就任すると発表した。これにより、現代表取締役兼執行役社長の山本泉二氏は、取締役兼執行役員会長に就任する。
今回の人事異動についてSCNは、2005年11月に設立10周年を迎えるにあたり経営体制を一新して体制強化を図り、事業基盤の強化や拡充を進め企業価値の向上を目指すため実施したとしている。吉田氏は、これまで経営企画の立場からトップを補佐しSCNの体質強化に貢献したほか、グループ会社であるソネット・エムスリー(So-net M3)が2004年9月に、ディー・エヌ・エー(DeNA)がこの2月に東証マザーズへ上場した際に、吉田氏のサポートが背景にあったことも代表取締役内定を後押ししたという。なお、吉田氏は2000年9月にSo-net M3の取締役に、2003年6月にDeNAの取締役に就任している。
SCNでは、4月1日に開催予定のSCN臨時株主総会および臨時取締役会において、吉田氏の代表取締役就任を正式決定するとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2005/050325.html
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