オリコンは29日、スペイン・マドリッド市に音楽など大容量デジタルコンテンツの配信を目的とした合弁会社を設立すると発表した。今春をめどに設立するという。
新会社の名称は「WEB STORE MUSIC FOR US,S.L.」で、資本金は15万ユーロ。出資比率51%のオリコンが筆頭株主で、現地のZipango,S.L.とSubterfuge Recordsがそれぞれ20%出資する。代表者は、Zipangoの福田俊彦氏とSubterfugeのCarlos Galan氏となる。
オリコンでは、「欧州において音楽配信ビジネスなどを展開していく端緒とするべく、音楽など大容量デジタルコンテンツ配信を目的とした合弁会社をスペインに設立することを決定した」とコメントした。
なお、オリコンでは23日から国内でも同社Webサイト「ORICON STYLE」で音楽配信サービスを開始しており、そちらではSubterfugeも楽曲を提供しているほか、コンテンツや人材の発掘面ではZipangoの支援も受けているという。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.oricon.jp/news/data/20050329.pdf
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( 鷹木 創 )
2005/03/29 19:52
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