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スピードネット、無線アクセスサービスの受付終了。サービス終了も検討


 東京電力が運営するスピードネットは、上下最大1.5Mbpsの無線アクセスサービスについて、新規申し込みの受け付けを3月31日で終了すると発表した。今後はサービス自体の終了も検討を進めていくという。

 スピードネットの無線アクセスサービスは、2.4GHz帯の無線を利用することで、電話回線や光ファイバなどの回線を必要とせずにインターネットに接続できるサービス。1999年11月に東京電力、ソフトバンク、マイクロソフトの3社で設立されたのち、2003年6月1日には東京電力へインターネット接続サービス事業を営業譲渡し、以降は東京電力がサービスを運営している。

 新規受け付け終了の理由として東京電力では、ADSLやFTTHの高速化や低廉化に伴い新規申し込みや加入状況が減少していると説明。現在の加入者数は約2万件程度とした上で、経営資源をFTTHサービス「TEPCOひかり」へ集中するためにスピードネットの新規受け付けを終了、今後はサービス自体の終了も検討を進める方針。

 すでに無線アクセスサービスに加入しているユーザーは4月1日以降も継続して利用できるが、今後はサービスの終了に向けたユーザーの移行措置なども検討しているという。スピードネットのTEPCOひかり対応プラン「TEPCOひかり。」については、今後も継続して提供される。

 なお、TEPCOひかりの集合住宅向けプランとして提供されている5GHz帯の無線アクセスサービスについては、「あくまで光ファイバを引き込めない集合住宅のための措置」として、個人向けの提供予定はないとした。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.speednet.co.jp/info/20050329.html
  関連記事:スピードネット、6月1日で東京電力に営業譲渡し清算手続きに
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0326/speed.htm

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TEPCOひかり、上下最大30Mbpsの「5GHz無線タイプ」を12月1日より開始(2003/11/20)


( 甲斐祐樹 )
2005/03/30 12:08

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