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国立公文書館、所蔵資料をネットで検索・閲覧できる「デジタルアーカイブ」


 国立公文書館は4月1日より、日本国憲法の署名原本など、所蔵する歴史公文書の検索や資料画像の閲覧までが行なえる「デジタルアーカイブ」のサービスを開始した。無料で利用できる。

 公開するデータベースは大きく分けて2種類。1つ目の「デジタルアーカイブ・システム」は、資料名や発行した省庁別に資料目録を検索可能。現在は240万件の文書データと180万件分の画像を提供しているという。なお画像形式は「JPEG2000」「JPEG」「PDF」の3種類を用意する。

 もう1つの「デジタル・ギャラリー」は、歴史的価値の高い著名な文書や、展示スペースの関係で一般公開が難しい絵巻物など223点をデジタル化して公開中。掲載中の画像は、解説文とともに自由に閲覧可能で、拡大・縮小表示させる機能も用意している。こちらの画像表示形式は「JPEG2000」「JPEG」のみとなる。

 なお国立公文書館では今後、いずれのデータベースとも資料を増強させていく予定だ。


関連情報

URL
  デジタルアーカイブ
  http://www.digital.archives.go.jp/index.html
  国立公文書館
  http://www.archives.go.jp/


( 森田秀一 )
2005/04/01 20:42

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