ソフトバンクは、北海道大学(北大)と協力して、TD-CDMA方式を利用した実証実験を行なう。既に実験局免許は取得済で、今後1年間に渡って、データ通信を活用したさまざまな実験を行なっていく予定。
同社によれば、今回の実証実験は、北海道大学の構内で行なわれる。PCカード型のデータ通信端末をクライアント端末として、2GHz帯のTD-CDMA方式を利用して展開していく。具体的には、トラクターの遠隔操作や、情報配信サービスの実験などが予定されているとのことで、ソフトバンクBBとBBモバイルの技術者、北大関係者が参加する。
なお、同社では、昨年TD-CDMA方式による実証実験を行なっているが、「同方式では音声通話サービスは難しい」(同社広報)と判断しており、今回は、昨年の実験を踏まえて、データ通信について調査していく。
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■URL
ソフトバンク
http://www.softbank.co.jp/
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( 関口 聖 )
2005/04/04 17:07
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