米Adobe Systemsは4日、Webサイト制作ソフト「GoLive CS2」を発表した。インターナショナルバージョンは5月下旬から6月上旬に発売される見通しで、価格は通常版が399ドル、アップグレード版が169ドルから。Windows XP SP1/SP2、Windows 2000 SP4、Mac OS X 10.2.8~10.3.8、Java Runtime Environment 1.4.1に対応する。
GoLive CS2では、シックスアパートの「Movable Type」と「TypePad」に対応したブログ用テンプレートを作成できるようになった。シックスアパートによると、Adobeとシックスアパートの共同開発により、Webデザイナー向けにMovable TypeとTypePad用のテンプレートを作成できるツールパレットが用意されているという。また、CSS(Cascading Style Sheet)への対応度を高め、自動的にCSSコードを生成できるようになった。
このほか、Windows版では、情報家電向けブラウザ「NetFront」用コンテンツを確認できる「NetFront Mobile Content Viewer」を同梱。HTML4.01やXHTML1.1、SMIL、SVGなどの各データ形式で作成したコンテンツが確認できる。
Adobeでは同日、GoLive CS2を含むデザイン業務向けスイート製品の最新版「Creative Suite 2」を発表している。同製品にはGoLive CS2以外に、「Photoshop CS2」「Illustrator CS2」「InDesign CS2」などが含まれている。
関連情報
■URL
シックスアパートのニュースリリース
http://www.sixapart.jp/000201.html
Adobe Systemsのニュースリリース(英文)
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200504/040405GoLive.html
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・ アドビ、CSS Level 2に対応したWeb制作ツール「GoLive CS」など発表(2003/12/04)
( 鷹木 創 )
2005/04/05 17:53
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