英Sophosは8日、マイクロソフトからのセキュリティ警告を装って、ウイルスをダウンロードさせようとするメールが出回っていると警告した。
Sophosによれば、マイクロソフトのWindows Updateからの警告を装った偽メールが出回っており、ユーザーがこのメールに記載されたリンクをクリックすると、Windows Updateを偽装したサイトに誘導される。
このサイトは、Windows Updateに似せたデザインで、最新のアップデートファイルをダウンロードするように呼びかけているが、実際にはトロイの木馬型ウイルス「Troj/DSNX-05」をダウンロードさせようとする。このウイルスに感染すると、PCが外部から攻撃者に遠隔操作されるようになる。
Sophosの上級技術コンサルタントを務めるGraham Cluley氏は、「我々はこれまでもユーザーに対してWindowsの修正プログラムを適用するように呼びかけているが、修正プログラムのダウンロードは必ず公式のWebサイトから行なってほしい」とコメントし、このようなメールが来ても決してURLをクリックしないよう呼びかけている。
関連情報
■URL
Sophosによるセキュリティ警告
http://www.sophos.co.jp/virusinfo/articles/fakemsupdate.html
( 三柳英樹 )
2005/04/11 17:28
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