デンマークのSecuniaは11日、サンのJavaアプリケーション開発環境「JDK」に、アーカイブファイル展開時の脆弱性があることを報告した。危険度は5段階で下から2番目の“Less Critical”としている。
今回発見された脆弱性は、JAR形式のアーカイブファイルを展開する際に、ファイル名に相対パスなどを記述することで、ユーザーが想定していないディレクトリにファイルが作成される可能性があるというもの。
脆弱性は、JDKのバージョン1.5.0_02および1.4.2_08で確認されたとしており、Secuniaでは信頼できないJAR形式のアーカイブファイルは展開しないように警告している。
関連情報
■URL
Secuniaによるセキュリティ勧告(英文)
http://secunia.com/advisories/14902/
( 三柳英樹 )
2005/04/12 13:20
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