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衛星携帯電話「イリジウム」国内復活へ、KDDI子会社が6月にサービス開始


 総務省は13日、KDDIの子会社であるKDDIネットワーク&ソリュージョンズが行なった、衛星携帯電話「イリジウム」の免許申請について、電波監理審議会から「免許付与が適当」との答申を受けたと発表した。

 イリジウムは、地球の南北にまたがる6つの軌道上に11個ずつ配置された衛星を経由する衛星携帯電話。地球全体をカバーするかたちとなり、従来の携帯電話が利用できない海洋上や山間部などでも通話が可能となっている。

 2000年に米Iridiumの資金難を受けて、日本イリジウムがサービスを停止。その後、米Iridium Satelliteが事業を継承し、2001年にサービス自体は復活していたが、日本では利用できない状況だった。

 KDDIネットワーク&ソリューションズでは、6月のサービス開始を目指して2月10日に免許を申請。今後、正式に免許が付与されれば、最大1,500台の対応端末による本格サービスが開始される見込みだ。


関連情報

URL
  総務省のニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050413_1.html
  KDDIネットワーク&ソリューションズ
  http://www.kddi-nsl.com/
  関連記事:衛星携帯電話サービスの米Iridiumが破産申請、事業は継続
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/1999/0816/iridium.htm


( 関口 聖 )
2005/04/14 14:57

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