アドバンスデザインは、HDD内のデータをOSごと消去するサービス「Data Sweeper Web版」を4月18日に開始する。価格は1回の消去につき600円。Windows XP/2000/Me/98/95に対応する。
Data Sweeper Web版では、同社サイトから消去プログラムをダウンロードすることで、FDやCD-ROMのメディアを利用することなくデータを消去できる。通常、データ消去ソフトを利用する場合、消去プログラムが収録されたブート可能なメディアから起動するが、同サービスでは消去プログラムをHDD内のブートエリアに記録するため、メディアが不要になる。
消去方式としては、デフォルトで設定されている「米国国家安全保障局(NSA)方式3回書き込み」など11段階のグレードをサポートするほか、1回から99回までの上書き回数をユーザーが指定することが可能だ。また、データ消去後にPCを再起動すると画面上にデータが完全に消去されたことを表示する「消去証明書表示機能」も備える。なお、実物の証明書は1,000円で発効できる。
ただし、ファイル、フォルダ、パーティション、メディア単位でのデータ消去には対応していないほか、IEEE1394および一部のUSB接続HDDでは使用できない。
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設定画面
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消去結果表示画面
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.a-d.co.jp/00c/co_z_news_dswx.html
製品概要(PDF)
http://www.a-d.co.jp/00c/ds_web_catalog_20050325.pdf
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( 増田 覚 )
2005/04/15 16:13
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