ドイツ連邦内務省は、電子政府プロジェクト「BundOnline」計画の一環として、経済情報をメールマガジン「BundOnline-Newsletter fuer die Wirtschaft」で配信すると発表した。18日より発刊されている。
ドイツ政府は、2005年中の達成を目標とする電子政府化プロジェクト「BundOnline 2005」を展開中。約350項目のオンラインサービスの提供が含まれており、これまでに納税、貿易・輸出関連の手続きなど、幅広い行政サービスのオンライン化が次々と実現している。2005年はプロジェクトの最終年にあたる。
プロジェクトではすでに2004年11月には、経済関連の問い合わせについてフィードバックするサービスを開始していた。2005年1月には、50を超える経済団体との会合を持ち、今後の電子政府のあり方が検討されていた。
その結果、公正な競争の促進などの経済的問題について即時に情報を行き渡らせて欲しいとの要望があり、政府側も行政手続きをスムーズにする必要があることから、今回、種々の経済関連に関する政府情報をメールマガジンで発行することにした。
関連情報
■URL
BundOnline-Newsletter fuer die Wirtschaft(独文)
http://www.wmsbundonline.de/newsletterg2b
関連記事:電子政府化、実はコスト高?~独の電子政府化計画「BundOnline 2005」
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0801/de.htm
関連記事:独政府、若者向けのメールマガジン発刊
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0913/schekker.htm
( Gana Hiyoshi )
2005/04/19 19:33
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