英MessageLabsは19日、スパム対策サービスのSLA(Service Level Agreement)を顧客向けに発表した。スパムを捕獲する割合を95%、正当なメールを誤ってスパムと判定してしまう疑陽性の確率を0.0004%以下にすることを保証している。
SLAを実現する1つのきっかけとなったのが、MessageLabsが独立系テストサービス「VeriTest」による試験で好成績を収めたことにあるという。それによると、MessageLabsのスパム対策サービスはスパムの99.29%を捕獲し、擬陽性の確率は0.00%で、最高級の5つ星を獲得した。テストは、2004年11月から6回にわたり24時間ずつ行なわれた。メールの内訳は70%がスパム、30%は正当なメールであるという状況下だった。
MessageLabsはすでにウイルス対策サービスにおいて100%ウイルスを通さないというSLAを結び、顧客の支持を得ているという。今回、スパム対策サービスでも同じようにSLAを提示したことについてMessageLabsのJos White社長は「MessageLabsは市場で最も強力なSLAを提供している。これは我々が常時SLAを上回り、スパム業者の一歩先を進み続けることを保証するものであり、我々の顧客がコアビジネスに専念するための時間を与える」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.messagelabs.com/news/detail/default.asp?contentItemId=1408
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/04/20 14:10
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