2005年2月、NTTドコモから携帯電話・PHSの一部ユーザーの個人情報24,632件が流出した事件で、警視庁は21日、業務を委託していた企業の社員だった41歳の男性を威力業務妨害罪の容疑で逮捕した。
流出した個人情報は、2004年10月に、新潟県中越地震の被災地域で料金免除措置が行なわれた一部のユーザーのものなど計24,632件。同社では2月14日に記者会見を催し、謝罪するとともに、当時の状況を説明。
ドコモによれば、逮捕された容疑者は、システム関連の運用・保守業務を委託していた企業の社員。同業務は、ドコモから100%子会社であるドコモシステムズへ委託されているが、さらにドコモシステムズから一部業務がNTTデータに委託されているとのことで、容疑者が勤務していた企業はNTTデータの協力企業の1つという。
同社では今後、ユーザーからの信頼回復に対して全力を挙げていくとコメントしている。
関連情報
■URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
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・ ドコモ、24,632件の個人情報が流出(2005/02/14)
( 関口 聖 )
2005/04/21 14:34
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