トレンドマイクロは21日、大型連休期間中(4月29日~5月8日)における、同社製品のパターンファイルアップデート時の注意を発表した。
トレンドマイクロのウイルス対策製品では、パターンファイルを更新する際、前回アップデート時からの差分のみをダウンロードすることで最新パターンファイルを適用することが可能。これにより、ネットワークトラフィック付加を軽減することができる。
しかし、4月15日時点において、同社が提供しているパターンファイルの数は7世代分となっており、最新パターンファイルより7世代前のパターンファイルを使用している利用者は、差分パターンファイルによるアップデートの対象外となる。
その場合は、約7MBのフルサイズパターンファイルをダウンロードする必要があるため、ネットワークトラフィックに影響を及ぼす可能性があるとしている。なお、差分パターンファイルの容量は約300KB~約700KB。
トレンドマイクロでは、パターンファイルを原則毎日提供している。そのため、大型連休中にコンピュータの電源を停止している場合はパターンファイルの更新が行なわれなず、停止している期間によってはフルパターンファイルによるアップデートが必要となる。
関連情報
■URL
トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.com/jp/home/personal.htm
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・ トレンドマイクロもウイルス定義ファイルの更新を毎日に(2005/02/22)
( 増田 覚 )
2005/04/22 13:27
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