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みちのく銀行、131万件の顧客情報入りCD-ROMを紛失


 みちのく銀行は22日、約131万件の顧客情報が記録されたCD-ROMを紛失したことを公表した。紛失したCD-ROMは現時点では発見されておらず、みちのく銀行では誤って廃棄した可能性が高いとしているが、対象となった顧客に対してお詫びするとともに専用の問い合わせ窓口を設置し、対応にあたるとしている。

 みちのく銀行によれば、顧客情報が記録された3枚のCD-ROMが所在不明となっていることが20日に判明。CD-ROMには、顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、年齢、預金残高、貸出金残高などの情報が記録されていたという。みちのく銀行ではCD-ROMの探索を続けているものの、22日現在では発見されず、誤って破棄した可能性が高いとしている。

 また、CD-ROMにはパスワードなどによるセキュリティ対策を講じているため、外部に流出した場合でも顧客情報が漏洩する可能性は低いものと考えているとしており、現時点では情報漏洩による二次被害などの事実も確認されていないとしている。

 みちのく銀行では、個人情報保護法の施行後に今回のような事態を招いたことについて誠に申し訳なく深くお詫びするとのコメントを発表しており、情報漏洩に関する専用の問い合わせ窓口を設置して顧客からの対応にあたるとともに、今後はCD-ROMの一括管理することなど、情報の管理や取り扱いに万全を期するとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.michinokubank.co.jp/news_release/20050422_02/


( 三柳英樹 )
2005/04/22 19:41

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