デンマークのSecuniaは22日、Windows XPの画像処理にDoSを引き起こし得る脆弱性があることを公表した。同社では危険度を、5段階中の下から2番目の“Less critical”と評価している。
この脆弱性は、過度に大きな画像をレンダリングする際のエラーが原因で発生する。これを悪用すれば、過度に大きいHTMLサイズ属性を持つ画像をInternet Explorerなどのブラウザで閲覧させることで、リモートからシステムクラッシュを引き起こせるという。
Secuniaでは、パッチをすべて適用したWindows XP SP2でこの脆弱性を確認したが、他のバージョンでも影響を受ける可能性があるとしている。対策として、クリティカルなアプリケーションを使用中は、信頼できないHTMLコンテンツを閲覧しないよう勧めている。
関連情報
■URL
Secuniaのセキュリティアドバイザリ(英文)
http://secunia.com/advisories/15064/
( 永沢 茂 )
2005/04/25 18:12
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