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OperaのTetzchner CEO、公約通り米国に向けて大西洋へ泳ぎ出したが…… |
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「Opera 8が公開から4日間で100万ダウンロードを達成したら、ノルウェーから米国まで泳ぐ」と宣言したOpera SoftwareのJon S. von Tetzchner CEOが25日、公約通り、オスロの港から大西洋へ向けて出発した。しかし、この冒険は大方の予想通り（？）早くも終わりを迎えた模様だ。Operaのサイト内に設けられたページ「THE 1 MILLION DOWNLOAD CHALLENGE」でその様子を伝えている。 Tetzchner CEOの冒険は現地時間の25日朝、穏やかに晴れ渡った空の下で始まった。出発の様子を伝えるレポートには、ウェットスーツに身を包んだTetzchner CEOが、ノルウェーと米国の国旗を手に水に飛び込む写真が掲載されている。傍らには、同社所有のゴムボート「Phantom（まぼろし、幻想などの意味）号」を漕ぐ同社PRマネージャーのEskil Sivertsen氏の姿も写っている。CEOの大胆な発言を公にしてしまった責任をとって、大西洋を併走するのだという。 ところが、中央ヨーロッパ時間の26日午前10時に発表されたレポートで、残念な結果が報告された。同日朝、Tetzchner CEOが再び泳ぎ初めてからわずか1時間後、ノルウェーの南の沖でゴムボートがパンク。CEOはSivertsen氏の救助のために、出発からわずか2日目で冒険を断念しなければならなくなった。 レポートには、沈みかけたゴムボートから海に放り出されたSivertsen氏と、それを助けるTetzchner CEOの様子をとらえた4枚の写真が掲載されている。アクシデントは外洋で起こったはずだが、「地元の農家が台所の窓からこの光景を目撃し、異常に強力な望遠レンズで驚くほど鮮明な写真を撮影した」のだという。 関連情報 ■URL THE 1 MILLION DOWNLOAD CHALLENGE（英文） http://www.opera.com/swim/ ■関連記事 ・ 「100万ダウンロードを達成したら米国まで泳ぐ」OperaのCEOが宣言（2005/04/22） ・ 「Opera 8」が4日間で100万ダウンロードを突破（2005/04/25）
（ 永沢 茂 ）
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