デンマークのSecuniaは26日、Webブラウザ「Netscape」に不正なGIFファイルによるバッファオーバーフローの脆弱性があることを公表した。同社では危険度は5段階中の上から2番目の“Highly critical”と評価している。
この脆弱性は、不正なGIF画像によりバッファオーバーフローが引き起こされ、任意のコードを実行される危険性があるもの。同様の脆弱性はFirefoxとMozillaにも指摘されているが、それぞれ「Firefox 1.0.2」「Mozilla 1.7.6」で既に修正されている。
脆弱性は、Netscapeの最新バージョン7.2および6.2.3で確認されており、他のバージョンにも脆弱性が存在する可能性があるとしている。Secuniaではこの問題への対応として、他のWebブラウザを利用することを推奨している。
関連情報
■URL
セキュリティ報告(Secunia、英文)
http://secunia.com/advisories/15103/
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( 三柳英樹 )
2005/04/27 19:58
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