Webサイトの集客力を表わすリーチ率で他のポータルサイトを圧倒するヤフーのポータルサイトが、1人当たりの利用時間でも抜きん出ていることがネットレイティングスの調査で明らかになった。
調査結果は、同社のインターネット利用動向調査サービス「Nielsen//NetRatings」における家庭からのアクセスをもとに、主要ポータルサイトの月間総利用時間をまとめたもの。同社が発行している無料メールマガジン「Nielsen//NetRatingsレポーター」の2005年4月15日号で報告された。
これによると、ヤフーのポータルサイトの月間総利用時間は9,422万7,344時間でトップで、インターネット全体の総利用時間の16%を占めている。977万9,904時間で2位のMSNと比較すると9.6倍の数値を示した。3位はニフティの767万2,315時間、4位はインフォシークの644万9,600時間だった。
また、月間総利用時間を月間ユニークユーザー数で割った1人当たりの月間利用時間についてもヤフーは3時間7分でトップ。30分39秒で2位のMSN以下のポータルサイトを大きく引き離す結果となった。3位以下はニフティの26分1秒、インフォシークの24分37秒と続く中で、「ヤフーがライバル」というライブドアが22分44秒で5位にランク入りした。
ネットレイティングスでは、インターネット全体の総利用時間の16%を占めているヤフーのシェア率は、日本独特のインターネット・メディア事情を象徴していると分析。米国と比較してみると、米国のトップ3であるYahoo!、Microsoft、TimeWarnerの総利用時間のシェアは、それぞれ6%、4%、3%に止まっているという。
関連情報
■URL
ネットレイティングス
http://www.netratings.co.jp/
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( 増田 覚 )
2005/04/28 16:21
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