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「圧縮(LZH形式)フォルダ」機能をインストールした状態。LZHファイルは緑色のフォルダ型アイコンで表示される
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マイクロソフトは28日、Windows XPのLZH形式の圧縮ファイルに対応する「圧縮(LZH形式)フォルダ」機能の提供を開始した。同機能はWindows XPの正規ユーザー特典として提供されるもので、ダウンロード時にWindows XPの正規ユーザーであることの認証が必要となる。対応OSはWindows Server 2003/XPで、64ビット版のWindows XPでは動作しない。
圧縮(LZH形式)フォルダ機能は、Windows XPに標準で搭載されているZIPファイルの展開機能と同様に、LZHファイルの展開を可能とするもの。インストールするとLZHファイルのアイコンが緑色のフォルダアイコンに変わり、ダブルクリックするとフォルダとして表示され、閲覧やファイルコピーなどが可能となる。ただし、ZIPファイルの展開機能と違い、新たなZIPファイルの作成やZIPファイル内の編集はできない。
利用には、ユーザーが利用しているWindows XPが正規版であるかどうかを確認する「Windows Genuine Advantage Program」(WGAプログラム)の認証が必要となる。WGAプログラムのWebページにアクセスし、Active Xを利用した認証を行なった後に、無償でソフトウェアがダウンロードできる。
マイクロソフトでは、今回のLZH形式のファイルへの対応は日本独自のもので、今後も日本市場において要望の高いものについては順次対応するとしている。
関連情報
■URL
Windows Genuine Advantage
http://www.microsoft.com/genuine/
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・ マイクロソフト、Windows XPの正規ユーザー特典としてLZH形式対応を提供(2005/04/07)
( 三柳英樹 )
2005/04/28 18:40
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