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iTunes 4.8はQuickTimeムービーファイルの再生に対応。動画は別ウィンドウやフルスクリーンでも表示できる
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アップルコンピュータが10日に公開したオーディオジュークボックスソフトの新バージョン「iTunes 4.8」で、新たに動画ファイルの管理機能が追加された。
4.8では、QuickTimeムービーファイルの動画ファイルの登録が可能になった。4.7でも動画ファイルの登録自体は可能だったが、再生されるのは音声のみで、画像は静止画としてアートワーク内に表示されていた。4.8ではアートワーク内のほか、別ウィンドウやフルスクリーンでQuickTimeムービーファイルを再生できる。
動画再生機能に伴い、海外で展開されている音楽配信サービス「iTunes Music Store」では、ビデオクリップ付きのアルバム販売が開始された。該当するアルバムを購入することでビデオクリップをダウンロードし、iTunesで再生できる。また、無料で視聴できるプロモーション動画も用意されている。
このほか、Mac OS Xのアドレスブックやカレンダー情報をiPodやiPod miniへ転送する機能も搭載。同機能を利用するには、Mac OS X 10.4“Tiger”が必要になる。
iTunes 4.8では、前バージョンに存在した脆弱性も修正されている。Mac OS X 10.2.8以上とWindows XP/2000に対応しており、Mac OS Xのソフトウェア・アップデート機能または同社サイトでダウンロードできる。
関連情報
■URL
iTunes 4.8
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/itunes48.html
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・ 「iTunes 4.7」にMPEG-4関連の深刻な脆弱性、Appleが修正版を公開(2005/05/10)
( 甲斐祐樹 )
2005/05/11 12:24
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