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Webメールアカウントの保有状況
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Webメールの利用用途
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Webメールにある機能の利用状況
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gooリサーチとjapan.internet.comが共同で実施する「アンカーリサーチ with goo」は18日、Webメールに関する第1回調査結果を発表した。
今回実施されたWebメールに関する調査では、全国の10代から60代以上の男女1,075人が対象。男女比率は男性が42.7%、女性が57.3%で、年齢層は10代が2.2%、20代が22.9%、30代が42.6%、40代が23.5%、50代が6.2%、60代以上が2.6%だった。
また、同調査におけるWebメールの定義としては、Yahoo!メールやMSN Hotmail、gooメール、livedoorギガメーラーといった無料でも利用可能なサービスのほか、プロバイダーが提供するWebメールサービスや学校や会社が提供するサービスも含まれる。
Webメールの利用状況については、「利用している」が80.5%で、「利用していない」と回答したユーザー19.5%を大幅に上回った。利用していると回答したユーザー865人を対象とした、最も利用しているサービスに関しての質問では、「Yahoo!メール」が49.36%と1位で、以下は「MSN Hotmail」の15.84%、「プロバイダー提供のWebメール」の15.26%、「gooメール」の8.90%が続く。
また、有料メールの利用状況については「利用していない」が76.99%と最多だったが、Yahoo!プレミアム会員に登録する「Yahoo!メール」ユーザーは22.25%いたという。
利用頻度は「毎日」が61.5%と最も多く、以下「週3~5回」が14.6%、「週1~2回」が13.8%と続く。また、Webメールの保有アカウント数状況は、「1個」が31.3%と1位だが、「2個」と回答した割合も28.0%あり、アカウントを複数保有するユーザーも少なくないことがわかる。
Webメールの利用目的は、複数回答方式で「メールマガジン登録用(58.2%)」や「懸賞登録用(52.1%)」とWebサービス登録時に利用するケースが多い。一方、「友人・知人用」に利用する割合も53.2%と上位につけた。
利用機能に関する個別の質問では、「ウイルスチェック機能」が43.9%、「受信拒否機能」が42.3%、「振り分け機能」が33.8%と続き、ウイルスメールや迷惑メールなどへの対策機能の利用割合が高いことが伺える。一方、「POP受信機能(31.9%)」や「普段利用するメールソフトでWebメールが送受信できる機能(28.0%)」を利用するユーザーも多く見られた。
Webメールサービスを選択する際に重視する点は、3回答まで可能な設問方式で、「料金が安い(あるいは無料)」が78.7%と1位で、料金面を重視しているユーザーが多い。一方、利用中のWebメールサービスが有料化された場合には、「継続して利用する」割合が6.4%と低く、「利用しない」としたユーザー54.3%を大幅に下回った。
また、「料金によっては利用したい」と回答した39.3%(395人)のユーザーを対象に支払える月額料金額に関する質問も行なわれた。回答で一番多かったのは「100円まで」が44.8%で、以下「200円まで」の25.8%、「300円まで」の22.5%と、価格が上がるにつれて継続利用割合が下がっている。
Webメールを現在利用していないユーザー210人を対象とした、未使用理由に関しての質問では、「現行のメールで十分だから」と回答するユーザーが87.1%と最も多かった。なお、今後の利用意向に関しては、「あまり利用したくない」が65.2%と1位で、「是非利用したい」「利用したい」の合計は20.5%に止まった。
関連情報
■URL
第1回Webメールに関する調査
http://research.goo.ne.jp/Result/0504cl25/01.html
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( 村松健至 )
2005/05/18 17:15
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